LINE公式アカウント活用コラム

LINE公式アカウントを友だち追加してもらうためにすべきこと3選

LINE公式アカウントを友だち追加してもらうためにすべきこと3選

LINE公式アカウントでは、追加してくれた友だちに対して様々なコンテンツを配信することができます。友だちにとって有益な情報を継続的に配信し続けることができれば、友だち追加してくれる友だちも増え、集客を行うツールとしてのLINE公式アカウントの価値は高まります。しかし、LINE公式アカウントを作成し、いざ運用を始めようとなったときに、「どのように友だち追加してもらえばいいか分からない」と悩む方もいらっしゃるかと思います。この記事では、友だち追加を促進するための方法や重要ポイントを分かりやすく解説していきます。

  • LINE公式アカウントで友だち追加してもらう方法
  • なぜ友だちの数を増やす必要があるのか
  • LINE公式アカウントを友だち追加してもらう際の注意点

LINE公式アカウントを友だち追加してもらうためにすべきこと

LINE公式アカウントを友だち追加してもらうためにすべきことは大きく分けて三つあります。

  • LINE公式アカウントの友だちを増やす機能を活用する
  • 顧客にとって有益なコンテンツを配信する
  • 友だち追加することで得られるメリットを伝える
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

LINE公式アカウントの友だちを増やす機能を活用する

LINE公式アカウントでは、友だち追加を促すための豊富な機能が利用できます。ぞれぞれの機能にはメリットとデメリットがあり、どのようなシーンで友だち追加してもらいたいかによって使い分けが必要です。

アカウント名で検索してもらう

登録したLINE公式アカウント名を顧客に検索してもらい、友だち追加してもらうことができます。LINE公式アカウント名は、店舗名や個人(事業者)名、商品やサービス名などを設定することが一般的です。顧客にアカウント名で検索してもらう方法は、顧客にとって馴染みのあるサービス名や認知度の高い店舗名などであればアカウント名で検索されやすいというメリットがある一方で、アカウント名が他社のLINE公式アカウント名と似ている場合は、顧客側が他社のLINE公式アカウントと混同してしまうというケースもあるため注意が必要です。また、アカウント名で検索してもらうには、承認済のLINE公式アカウントである必要があります。

IDで検索してもらう

LINE公式アカウントには【@xxxxxxxx】のようなIDが、アカウントごとに個別に発行されます。個別に発行されたLINE公式アカウントのIDを顧客に伝え、顧客がID検索画面であなたのLINE公式アカウントのIDを入力することで友だち追加されます。IDで検索してもらうという方法は、シンプルな方法で友だち追加しやすいというメリットがある一方で、IDが1文字でも間違っていた場合はLINE公式アカウントが表示されないため、顧客側はIDを正確に入力する必要があります。また、ID検索で表示される場合も承認済のLINE公式アカウントである必要があります。

電話番号で検索してもらう

登録したLINE公式アカウントの電話番号を顧客に検索してもらうことで、友だち追加してもらうことができます。電話番号で検索してもらうという方法は、電話番号がHPやSNSなどの自社サイトにも記載しやすく、顧客にとっても認知しやすい情報であるというメリットがある一方で、電話番号を公開することで迷惑電話や情報の流出につながるおそれがあるというデメリットがあります。

キーワードで検索してもらう

LINE公式アカウントは、特定のキーワードで検索してもらうことで友だち追加を促すことができます。たとえば、プロフィールに『「安い」価格で「脱毛」したいなら』と記載している場合、キーワードは『安い 脱毛』になります。LINE公式アカウント名やLINE公式アカウントのIDを入力してもらわなくても、特定のキーワードで検索してもらうことで、自社のLINE公式アカウントが表示されます。特定のキーワードで検索してもらい友だち追加を促すという方法は、特定のキーワードをプロフィールに記載することで、ターゲットとする顧客に効率よくアプローチができ検索率を上げられるというメリットがある一方で、掲載される順番は競合他社のLINE公式アカウントの友だち数などに左右されるなどのデメリットがあります。プロフィールの設定は、LINE公式アカウントの管理画面から行うことができます。LINE公式アカウントの開設がまだという方は、この機会に試してみてはいかがでしょうか。

URLから友だち追加してもらう

LINE公式アカウントでは、友だち追加用のURLを個別に発行することができます。LINE公式アカウントから共有された友だち追加用のURLを顧客がクリックすると、友だち追加画面へ遷移する仕組みです。顧客に配信するメールやSNS、ブログなどの自社サイトに友だち追加用のURLを記載することで、URLをクリックした顧客は手軽に友だち追加することができます。また、友だち追加用のURLは手軽に共有ができ、SNSなどを活用することで多くの顧客に情報を届けることができます。URLから友だち追加してもらうという方法は、顧客側も簡単に友だち追加できるというメリットがある一方で、共有方法がテキストでの共有となるため、ほかの情報に埋もれないよう見やすい位置にURLを配置するなどの工夫が必要です。

QRコードを読み取ってもらう

LINE公式アカウントでは、友だち追加用のQRコードを個別に発行することができます。LINE公式アカウントが発行した友だち追加用のQRコードを、顧客がスマートフォンで読み取ることで友だち追加が完了します。必要な手間なども少なく、顧客側も提示されたQRコードにスマートフォンをかざすだけで友だち追加ができるため非常に便利です。また、友だち追加用のQRコードは実店舗に掲載するポスターやチラシ、イベントや展示会などで流す映像など、オフラインでの友だち追加を促進することにも向いています。 加えて、顧客が商品やサービスの購入、利用の際の決済時に印字されるレシートなどにQRコードを印刷することで、普段アプローチすることができない顧客に対して情報を届けることができるなど、汎用性の高さが強みといえます。QRコードを読み取ってもらうという方法は、QRコードが視覚的に分かりやすく、ポスターなどに記載する場合は多くの情報を同時に伝えることができるというメリットがある一方で、より多くの顧客の目を引くためにはデザインやレイアウトなどにもこだわる必要があります。顧客にQRコードを読み取ってもらい友だち追加してもらうために、目立つデザインやレイアウト、また「今すぐ友だち追加してみる」や「ここをスキャンして友だち追加」などの具体的な行動を記載し、顧客が迷わず友だち追加を行えるよう工夫してみましょう。

より多くの顧客に友だち追加してもらうために

ここまで、LINE公式アカウントで利用ができる基本的な友だちを増やす機能を紹介してきました。ここではより多くの顧客にアプローチが可能な、友だち追加してもらうために活用したい機能をご紹介していきます。

友だち紹介クーポン

『友だち紹介クーポン』とは、顧客がLINE公式アカウントから配信されたクーポンの紹介ページを受け取り、受け取ったクーポンの紹介ページをほかの顧客にシェアし、紹介されたほかの顧客がLINE公式アカウントを友だち追加すると、「紹介した顧客」と「紹介された顧客」の両方が獲得できるクーポンです。『友だち紹介クーポン』は、既存の友だち(紹介した顧客)が新しい友だち(紹介された顧客)を紹介することを促し、それまでアプローチすることが難しかった顧客層とつながることができる画期的な機能です。既存の友だちに対しても新規の友だちに対してもお得なクーポンを配信することができるため、リピート率の向上と新規の友だち獲得を狙うことができます。

友だち追加広告

LINE公式アカウントでは、LINEに広告を掲載し友だち追加を促すことができます。より効果的な友だち追加広告を配信するためには、使用する広告画像や訴求文章に加え、自社の商品やサービスに適したターゲットを設定する必要があります。友だち追加広告は、配信されている広告に反応した顧客が自社のLINE公式アカウントを友だち追加したときにだけ費用が発生する従量課金制です。低予算からの運用が可能なため、初めての広告運用にも向いているといえるでしょう。友だち追加広告で獲得した新規の友だちは、自社の商品やサービスに興味がある「見込み客」になります。友だち追加後にブロックや非表示されないよう、友だち追加後も継続的にメッセージやクーポンなど、友だちにとって有益なコンテンツを配信していくことで、実際の来店や購入につながります。ただし、友だち追加広告を利用するためには承認済のLINE公式アカウントのPC管理画面を利用する必要があるため、友だち追加広告を利用する前に準備が必要です。

顧客にとって有益なコンテンツを配信する

相関関係としては逆のようにも思えますが、顧客にとって有益なコンテンツを配信することはLINE公式アカウントを友だち追加してもらうためにとても重要です。

情報の拡散力

友だちの数が増えることにより、情報の拡散力が高まります。LINE公式アカウントを追加してくれた友だちは、配信されるコンテンツを受け取り、受け取った情報をさらに自身の友人や知人に口コミのような形で伝えることがあります。配信されるコンテンツのクオリティが高く、情報が有益であればあるほど拡散力は高まり、自社の商品やサービスの認知度が上がることで、顧客数や売り上げの増大につながります。また、LINE公式アカウントの設定情報や配信するコンテンツのクオリティ、コンテンツの配信頻度などを工夫し、LINE公式アカウントを通じて友だちとより良い関係を構築することができれば、情報の拡散力が高まり、新規の顧客に友だち追加してもらえる機会が増えます。友だちから友だちへ自社の商品やサービスの口コミが広まっていけば、広告費やPRにかけるコストを削減することにもつながるといえます。

LINE公式アカウントの信頼性

LINE公式アカウントの友だちの数は、そのまま自社の商品やサービスの信頼性につながります。多くの友だちがLINE公式アカウントを追加してくれているということは、それだけ多くの人々から支援され、信頼されている証と言えます。とくに初めて自社のLINE公式アカウントを訪れた新規顧客に対しては、多くの友だち数がいることで、「このLINE公式アカウントは多くの人々から信頼されている」という安心感を与えることができ、新規顧客の友だち追加を促すことができます。

豊富な情報の蓄積と活用

LINE公式アカウントを通じて様々なコンテンツを配信する中で、配信されたコンテンツに対する友だちの反応や商品の購入履歴などは、重要な情報として自社のLINE公式アカウント内に蓄積されていきます。また、LINE公式アカウントでは、メッセージなどを通じて友だちとの直接的なコミュニケーションも取れるため、友だちの意見や要望を素早く収取し、集めた情報を元に商品やサービスの改善を行うことができます。事業者と友だち(顧客)の距離が近く、新鮮な情報を垣根なく収取できるのは、LINE公式アカウントならではの強みといえるでしょう。

友だち数が多いほどLINE公式アカウントの強みが活かされる

LINE公式アカウントに多くの友だちがいれば、友だちへのアプローチがより効率化され、得られる成果もより大きくなります。

オーディエンス

LINE公式アカウント内のデータ管理機能にオーディエンスという機能があります。オーディエンス機能は、コンテンツの配信の際に配信対象である友だちを詳細に指定することができる機能です。オーディエンス機能を利用することで、「配信されたコンテンツをクリックした人」や「店内に掲載しているポスターの友だち追加QRコードから友だち追加してくれた人」などの詳細な指定が可能になります。さらに、性別や年齢、友だち期間などの情報から絞り込みを行うことで、より正確な属性、それぞれのニーズや興味に合わせてカスタマイズされた情報の提供やアプローチが可能となります。

友だち追加することで得られるメリットを伝える

LINE公式アカウントを友だち追加してもらうためには、単にアカウントを作成し運用するだけでなく、顧客に「このLINE公式アカウントを友だち追加したい!」と思ってもらう必要があります。

友だち限定の特典

顧客に自社のLINE公式アカウントを友だち追加することで得られるメリットをしっかりと伝えることはとても重要です。友だち限定で公開する新商品情報やお得なセール情報、期間限定のキャンペーン情報などを定期的に配信しているという内容を伝えることで、顧客の「有益な情報を活かして商品やサービスの購入や利用をしたい」という動機を後押しすることができます。

お礼のメッセージやリマインダーとして活用

サービス利用後に送るお礼のメッセージや購入品についての説明などに加え、友だちが保有しているポイントの有効期限が近いことを知らせるリマインダーとしての通知も効果的です。その時々の友だちの状況に合わせて、LINE公式アカウントを通して友だちとつながりを持つことができれば、友だちは自社の商品やサービスのより根強いファンになるでしょう。また、友だちからの質問や要望に対してLINE公式アカウントを通して迅速に対応していくことで、友だちの満足度を高めることができます。深夜などの営業時間外の友だちからのお問い合わせに対して手動での対応が難しい場合でも、LINE公式アカウントの場合はメッセージの自動応答なども可能なため柔軟な対応が可能になります。

デザイン構築から目標設定まで
LINE公式アカウントならAL-Base(エルベース)

私たちAL-Base(エルベース)でも、LINE公式アカウントの構築・操作/運用代行サービスを行っています。各社に専任のスタッフが就き、開設から運用、デザインすべてをお任せいただけます。少しでもLINE公式アカウントでお困りでしたら、お気軽にお問い合わせください。

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友だち追加してもらう際の注意点

ここまで、LINE公式アカウントを友だち追加してもらうためにすべきことについて解説してきましたが、その際にいくつかの注意点があります。トラブルを未然に回避するためにも、ぜひ確認していきましょう。

個人情報の取り扱い

昨今、インターネット上における個人情報の取り扱いが問題になっているという背景から、LINE公式アカウントを運用するうえでも友だちの個人情報の取り扱いには注意しなければいけません。LINE公式アカウント内で友だちから個人情報を収取する場合は、友だちに対して不信感を与えないよう、どのような情報を収取し、収取した情報をどのように利用するかを具体的に明記することが重要です。

フィッシング詐欺から友だちを守るために

フィッシング詐欺とは、悪意のある第三者が顧客(友だち)の個人情報やアカウント情報を不正に取得するために行う手口で、LINEなどのメッセージアプリを通じて実行されることが少なくありません。まず、フィッシング詐欺の典型的な手口として挙げられるのは、LINE公式アカウントを装った偽のアカウントからのメッセージです。クーポンやキャンペーン情報を装い、友だちにURLをクリックさせることを目的としています。URLをクリックすると、偽のログインページや個人情報入力ページに誘導され、友だちの個人情報が盗まれる危険性があります。 このような悪質な詐欺行為から顧客(友だち)を守るためにも、認証済みのLINE公式アカウントを運用することが重要になります。認証済みのLINE公式アカウントには認証バッジが付与されるため、顧客(友だち)は認証バッジの有無で正規のアカウントかどうかを見分けることができます。また、有名なブランドや企業、個人のフリをして顧客(友だち)の情報を不正に取得するなりすましアカウントもあります。そのため、個人情報やアカウント情報を求めるようなメッセージを受け取った場合は注意するよう顧客(友だち)に呼びかけることが大事になります。

この記事のまとめ

  • LINE公式アカウントを友だち追加してもらう方法はたくさんある!
  • 友だち追加後も有益な情報を継続的に配信し続けることが大事!
  • 友だちの個人情報の取り扱いには注意が必要!

いかがでしたでしょうか。
この記事では、LINE公式アカウントを友だち追加してもらうための具体的な方法と注意点、運用のポイントについて解説してきました。現在、業種を問わず多くの事業者が、自社の商品やサービスの認知拡大、集客、売上増大のためにLINE公式アカウントを活用しています。私たちの生活に馴染み深いLINEというツールは、ビジネスにおいても大きな役割を果たし、うまく活用することで、期待以上の成果を得ることができます。少しでも興味がある方は、是非この機会にLINE公式アカウントの運用を始めてみてはいかがでしょうか。

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